負ける事を考えない

経験を重ねている人には当たり前のことでもあるのですが、特に新人はオーディションに行っても、落ちるところから始まります。 ですがそこで不安な気持ちが伝わってしまうといい結果にはなりません。 「落ちても、次!」 という気持ちの切り替えが大事です。 「今回も負けるだろう」という気持ちで勝負していたら勝てるものも勝てません。 辛い事も、大変な事も、誰にでもあることです。 その中でも常にキラキラしている人は目を引きます。 100回落ちても、101回目は取るという姿勢がいつか実になります。...

その場での役作り

オーディションは、その場で初めて台詞や絵コンテを渡されることがよくあります。 それを覚える時間も、短時間です。   こういう時こそ今まで自身が学んできた実力が問われます。   現場では急遽シーンの変更や、差し込みの台詞が入ることがよくあるので、オーディションの時点でその対応能力を見られています。   台詞を渡されて、15分程度で記憶し、展開を考え、スタートですぐに芝居ができる練習をしておきましょう。...

台詞が上手く言えるかは見ていない

台詞が用意されているオーディションを受けた時、 「噛んでしまったから落ちるかもしれない」 や 「台詞が飛んでしまったからダメだ」 と思うタレントがいます。    しかし審査する側の私からすると「台詞を間違えずに言えるか」はそれほど重要ではありません。 オーディションによって用意されている審査内容は違いますが、私の場合、その中で出てくる人間性やその人らしさを見ます。   良くないのは、間違えてしまった時の「失敗してしまった」という空気が伝わってしまう事です。   日常の会話でも噛むことは沢山あります。...

何を求められているのか

そのオーディションで何を求められているのか 清潔感、透明感 空気感 個性、キャラ 面白さ 親近感 緊張感 素朴さ かわいさ、かっこよさ 思いの強さ 芝居の質や系統 もちろん、CMやモデル、映画、ドラマのジャンルによっても目的が違います。   経験者ほど勘が働き、その目的を見抜いていきます。  ...

キャスティングの目

キャスティングの仕事をしていると不思議な力が身についてきます。   書類を見ただけではあまりわからないのですが、実際のオーディションでは待機しているタレントを見ただけで80~90%ぐらいの確率で合格者を当てることができます。 部屋に入ってきた瞬間の印象だけでこの人は受かるだろうと感じる事も多いです。   「受かるだろう」と思えるタレントと、「落ちるだろうな」と思ってしまうタレントは何が違うのか。 一概には言えませんが、 居方(いかた)、空気感、コミュニケーションの取り方に違いがあるように思えます。  ...

イメージを具現化する

オーディションで芝居審査がある場合、制作会社やスタジオで行うことが多いので、セットなど雰囲気をつくる物は何もありません。(椅子ぐらいはあります) そのような状況で芝居をすることが多くあります。 この時重要になってくことが、イメージを具現化できるかどうか。   例えば – – – – 着信音 携帯をとる 「もしもし、~(略)」 – – – – という台本があるとします。...