監督がまた一緒に働きたいと思える俳優

「どんな俳優が、また一緒に働きたいと思いますか?」 という質問を監督にした時に、「現場を良く見ている俳優」という答えをいただいたことがあります。 「現場を良く見ている俳優」とは、自分のシーン、演技、セリフだけに集中しているのではなく、制作陣の動きやスタッフ同士の会話なども聞いていて、次にどう動くか、監督がどんな絵を撮りたいのか常にアンテナを立てている俳優のことです。 昨今の制作事情は時間も予算も限られており、制作陣も如何に効率よく納得のいく撮影ができるかということを必死に考えています。...

計算と感覚の演技

演技には、大きく「計算でする演技」と「感覚でする演技」に分けられるかもしれません。   計算でする演技に比重が大きい俳優は、読解力や客観的思考力が強く、役のことを分析する力が高いと言えます。 反面、もし分析が甘ければ役の理解も甘く演技にリアリティが生まれづらかったり(特に感情面を置いてきぼりにしがち)、 自分の分析したことに囚われすぎてしまい柔軟性に欠けてしまう場面が生まれます。   感覚でする演技に比重が大きい俳優は、役への同調が早く、感情を引き出す瞬発性が高いように感じます。...

選考する人のポジションによって見方が変わる

監督側なのかプロデューサー側なのかで選考の見方はざっくりとした傾向があります。   ■プロデューサーの見方 実績数(商業実績数)、拡散力(宣伝力)、集客力(ファン数)SNSフォロワー数等、数字で見みられるところを求める傾向→作品の商業的成功に比重を置く。   ■監督の見方 自身の作品に効果的な実力やイメージを求める傾向→作品の完成度、理想への追求に比重を置く。  ...

タレントと選ぶ側とのギャップ

選抜時に、選ぶ側(クライアント・制作・キャスティング)と タレントの間には考え方にギャップがあります。   俳優は「大きな仕事が欲しい。そのためには実力をつけないと。」と考えます。 もちろん間違いではありません。選ばれるためにはもう一つ大事なものがあります。   答えは「実績」です。   すべてのお仕事に書類選考があります 書類の段階では、人間性や、技術は見抜けません。 ここで大切なのが「オーディションに呼ばれる実績の確保ができているか」なのです。  ...

舞台の集客思考

舞台に出演する俳優の集客思考で伸びる俳優、伸び悩む俳優がいます。  一般のお客様を集客出来る俳優は成長率が高いです。 俳優仲間や身内などでチケットノルマを達成する俳優は伸び悩む傾向があります。    新人はまだ伝手や繋がりが少ない状態で、共演者仲間などに声をかける事も人脈の幅として大切なことでもありますので、中堅向けのコラムにしました。    何故、俳優仲間でノルマを達成することが課題なのか。 悪いことではありませんし、単純にあなたの芝居が好きだから観たいと言って来てくれるなら素晴らしいことです。  ...

事務所稼働率 ・売り込みタレント

経験が多くなり、自分の営業力を武器にできるタレントの中には、複数の芸能事務所に登録や所属をし、より多くの情報を入手しようとする方がいます。   このタイプは、今後独立を意識してビジネス展開できるタレントでもありますが、独立となると、その為に必要な書類作成や手続き、代表取締役としての知識が不可欠となり表現者としては負担も多くなります。 より多くの情報を入手出来ていたとしても、独立を目的としていないのであれば、メリットは少なくなります。 理由としては事務所側の営業に関わってくるからです。  ...