タレントと選ぶ側とのギャップ|芸能事務所 Xrise株式会社

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2019.04.20

タレントと選ぶ側とのギャップ

選抜時に、選ぶ側(クライアント・制作・キャスティング)と
タレントの間には考え方にギャップがあります。

俳優は「大きな仕事が欲しい。そのためには実力をつけないと。」と考えます。
もちろん間違いではありません。選ばれるためにはもう一つ大事なものがあります。

答えは「実績」です。

すべてのお仕事に書類選考があります
書類の段階では、人間性や、技術は見抜けません。
ここで大切なのが「オーディションに呼ばれる実績の確保ができているか」なのです。

俳優は実力があれば大きな仕事が出来ると信じ、商業だろうがインディーズだろうが芝居ができる環境を求める行動に優先順位をおきやすい。
制作側は、報酬に見合った信頼できる実績と影響のあるタレントを選定したい。

俳優側の思考と制作側の思考に大きなギャップがあります。

大きな仕事ほど、技術はもちろん信頼も求められるので
芝居ができても実績が伴わず苦労するタレントが多いです。

極端な話で例えると
①メジャーな作品のエキストラを含む小さな仕事10本
②小劇場、自主映画でのメイン役10本

充実度としては②の方がありますが、書類選考が通過しやすいのは①の方です。
もちろん商業でメインをとっているならそれが一番良いのですが。

技術、芝居経験はあっても年齢に見合う実績をおろそかにしてしまう方が多くいます。
勿論技術というのは役に入ってからの現場評価に繋がるので重要な事ですが
役に決まるまでの土台がないといつまでたっても決まりづらい環境になります。

プロを目指すなら、まずは仕事の大小ではなく効果的に一生の財産になる実績を狙うこと。