「オーディションで緊張をしないためにはどうしたらいいですか?」
という相談をよく受けます。
いくら緊張をしない様に頑張っても、そう思えば思うほど緊張はしてしまいますよね。
撮影は大丈夫だけど、オーディションでは緊張してしまうというタレントも多くいます。
オーディションでは「審査されている」という意識から撮影に比べ何倍ものプレッシャーを感じてしまうのだと思います。
しかし、オーディションには、合否があります。
「緊張で実力を発揮できなかった」では、言い訳にはなりません。
コツとしては「緊張をしない」のではなく、「緊張をしてもいいけど見せない」こと。
分かりやすく説明すると、俳優のように芝居をするということです。
芝居では、楽しくても泣いたり、落ち込んでいても笑顔で元気な役になったりしますよね。
それと同じ様に、緊張をしていても、緊張をみせないようにしてください。
どれだけベテランのタレントであっても緊張はするものです。
とあるオーディションに行った時、
審査終わった後、緊張が全く見えなかったタレントから
「心臓が飛び出るかと思いました」
と言われた事があります。
この時、この「緊張を見せない」ということもタレントとして必要な技術の一つだと、改めて感じました。
一日二日で出来る事ではありませんが、時間をかけて少しずつ経験を積み重ねて変わっていきましょう。